MEO業者の良し悪しは、提案書の見た目では判断できません。契約書と運用条件に何が書かれているかがすべてです。契約前に確認すべき7項目を、そのまま使える質問例とあわせて挙げます。
1. 具体的に何をするのか
「MEO対策一式」では判断できません。作業項目を分解して確認します。
- プロフィールの初期整備はどこまで行うか(カテゴリ、サービス、属性、説明文)
- 投稿は月に何回、誰が作成するか
- 写真の撮影・加工は含まれるか
- 口コミへの返信は代行するか、文案提供のみか
- ウェブサイト側の修正は含まれるか
2. 順位はどう計測するのか
計測条件が固定されていなければ、レポートの数字は比較できません。
- どの地点を基準に計測するのか(店舗所在地/市区町村の中心/不明)
- 計測の頻度と曜日・時間帯
- ログイン状態・検索履歴の影響を排除しているか
3. レポートに何が載るのか
順位だけのレポートでは、事業への貢献が判断できません。表示回数・通話・経路案内などの行動指標が含まれているかを確認します。また、順位が下がった週も記載されるかは重要な確認点です。
4. 契約期間と自動更新の条件
- 最低契約期間は何ヶ月か
- 自動更新か。更新を止める場合の申し出期限はいつか
- 申し出の方法(メール/書面/電話)
5. 解約時に何が残るのか
ここは最も見落とされる項目です。解約後にプロフィールがどうなるかを必ず確認してください。
- オーナー権限は自社に残るか(業者がオーナーになっていないか)
- 解約後に業者の管理者権限は外されるか
- 投稿・写真は残るか、削除されるか
- 業者が作成したウェブページ等の扱い
6. 成果が出なかった場合の取り扱い
保証の有無だけでなく、条件を確認します。達成の定義、判定期間、返金範囲、適用外条件の4点です。詳細は返金保証の条件の読み方へ。
7. 会社の実在性と継続性
固定電話、登記上の所在地、代表者名、設立年、運営実績。MEO業界は入れ替わりが激しく、契約後に連絡が取れなくなる事例があります。数年後も存在している可能性を評価してください。
避けたほうがよいサイン
- 「今日契約すれば割引」など、その場での即決を迫る
- 作業内容を「独自ノウハウ」として説明しない
- 短期間での1位を断定的に保証する
- 口コミを増やす方法として代行投稿を提案する
- 契約書を事前に見せない、または解約条項の説明を避ける
- オーナー権限を業者側で保有する契約になっている
よくある質問
相見積もりは取るべきですか?
作業範囲が会社ごとに異なるため、金額だけの比較には意味がありません。上の7項目を同じ質問で聞き、回答の具体性を比べるほうが有効です。
大手と個人事業主、どちらがよいですか?
規模より、上の7項目に明確に答えられるかどうかで判断してください。ただし解約後の権限の扱いと、数年後の継続性は規模にかかわらず確認が必要です。