「上位表示できなければ全額返金」という表記は、条件次第で意味がまったく変わります。返金保証を評価するには、4つの点を確認するだけで足ります。順に説明します。
1. 達成の定義:何位以内か、どの条件で測るか
「上位表示」という言葉には基準がありません。次の3点が明記されているかを確認します。
- 順位の基準:3位以内(ローカルパック)か、10位以内(マップ検索一覧)か
- 計測地点:店舗所在地基準か、市区町村の中心か
- 計測の頻度と方法:週1回か日次か、ツールか目視か
当社の場合Googleマップ検索において、店舗所在地を基準とした固定条件で週1回計測し、10位以内に表示されたかどうかで判定します。判定根拠は毎週お送りしている順位レポートです。
2. 判定期間:いつからいつまでを見るか
ここが最も差の出る項目です。
| 条件 | 意味 | 評価 |
|---|---|---|
| 契約期間中に一度も達成しなかった場合 | 12ヶ月のうち1回でも達成すれば対象外 | 一般的な条件 |
| 契約期間の平均順位で判定 | 一時的な上昇では対象外にならない | 利用者に有利 |
| 最終月の順位で判定 | 途中経過は問われない | 変動の影響を受けやすい |
| 判定期間の記載なし | 運用側の裁量になる | 要注意 |
3. 返金の範囲:何が返ってくるのか
- 全額か、一部か
- 事務手数料・初期費用は含まれるか
- 利子・追加補償はあるか
- 現金返金か、期間延長などの代替措置か
「全額返金」と書かれていても、対象が対策料金のみで事務手数料は除外されるケースは一般的です。当社も同様で、返金対象はMEO対策料金(月額3,000円分)、事務料金(月額2,000円分)は対象外としています。この点は明記しています。
4. 適用外となる条件
契約書の中で最も注意して読むべき箇所です。適用外条件が広すぎると、保証は実質的に機能しません。
- 対策キーワードを変更した場合
- プロフィールの管理権限が共有されなかった場合
- ガイドライン違反によりプロフィールが停止された場合
- 店舗の閉業・移転・業種変更があった場合
- 料金の支払いが遅延した場合
- 「当社が指定する施策に協力いただけなかった場合」のような、解釈の幅が広い条項
曖昧な条項に注意「当社が必要と判断した施策」「協力が得られなかった場合」といった記載は、運用側の裁量で適用外にできてしまいます。何をもって協力とするのかが具体的に書かれているかを確認してください。
当社の返金保証条件
- 判定:契約期間12ヶ月を通じ、週次レポートで一度も10位以内に表示されなかった場合
- 返金額:お支払いいただいたMEO対策料金の全額に1%の利子を加算
- 対象外:MEO対策料金以外(事務料金)
- 適用外条件:キーワード変更時、権限未共有時、ポリシー違反による停止時、閉業・移転時、支払遅延時
- 手続き:契約期間満了日から30日以内にメールで申し出。確認のうえ60日以内に返金
全文は利用規約 第8条に記載しています。
ワンコインMEO:1キーワード 月額5,000円(税抜)・上がらなければ全額返金キーワードの空きを確認する
よくある質問
返金保証があれば絶対に損しませんか?
金銭は戻りますが、その期間に得られたはずの集客機会は戻りません。返金保証は「損失を限定する仕組み」であって、成果の代替ではありません。
返金の申し出に期限はありますか?
当社では契約期間満了日から30日以内としています。他社でも期限が設けられていることが多いため、契約時に確認してください。