低評価は、放置しても消えません。しかしすべての低評価が削除対象になるわけでもありません。「削除申請できるもの」と「返信で対応すべきもの」を切り分けたうえで、順に処理します。
まず、削除申請できるか判定する
Googleのポリシーに違反している口コミは削除申請の対象です。「事実と違う」「納得いかない」だけでは削除されません。
| 申請できる可能性が高い | 申請しても通りにくい |
|---|---|
| 実際に利用していない人物による投稿(なりすまし・競合) | 利用した事実はあるが、評価が低い |
| 個人名・電話番号など個人情報の記載 | サービス内容への具体的な不満 |
| 誹謗中傷・差別的表現・わいせつな内容 | スタッフの接客態度に関する主観的な感想 |
| 別の店舗・別の企業についての内容 | 待ち時間や価格への不満 |
| 宣伝・スパム・無関係なリンク | ★のみで本文がない投稿 |
| 同一人物による繰り返し投稿 | 感情的だが事実に基づく指摘 |
削除申請の手順
- 該当の口コミを報告する
Googleマップまたは管理画面から対象の口コミを開き、報告メニューから違反の種類を選択します。
- 審査結果を待つ
数日〜2週間程度。結果は通知されない場合もあります。
- 結果を確認する
削除されなかった場合、Googleビジネスプロフィールのサポート窓口から再審査を依頼できます。
- 再審査でも通らない場合
法的手段(発信者情報開示請求等)を検討する段階になります。弁護士へのご相談をおすすめします。
削除できない低評価への返信
返信は、投稿者を説得するためではなく、これから読む見込み客に判断材料を渡すために書きます。
- 24〜48時間以内に返信する:放置された低評価は事実として受け取られます
- まず謝意と遺憾の意を示す:反論から始めない
- 事実関係を簡潔に補足する:感情ではなく手順・規則の説明にとどめる
- 改善したことを書く:読者が知りたいのは「今は直っているか」です
- 連絡先に誘導する:公開の場での往復を止める
事実と異なる場合の返信例
「ご投稿ありがとうございます。ご記載の内容について、当日の記録を確認いたしましたが、該当するご対応が確認できておりません。恐れ入りますが、店舗名や日時をご確認いただけますでしょうか。行き違いがございましたら、〇〇(連絡先)までご連絡いただけますと幸いです。」
対応に非があった場合の返信例
「このたびはご不快な思いをおかけし、誠に申し訳ございませんでした。ご指摘の件は当日の担当者に確認し、〇〇の手順を改めました。今後同様のことがないよう徹底いたします。差し支えなければ、直接お詫びさせていただきたく存じます。」
平均評価を戻す
★1が1件付いたときの影響は、母数によって大きく変わります。
| 既存の口コミ | ★1が1件追加された場合の平均 |
|---|---|
| ★5が10件(平均5.0) | 4.64 |
| ★5が30件(平均5.0) | 4.87 |
| ★5が100件(平均5.0) | 4.96 |
つまり件数を積み上げておくことが、そのまま低評価への保険になります。低評価を受けてから慌てるのではなく、平常時から口コミ獲得の導線を回しておくことが最大の対策です。
よくある質問
競合が嫌がらせで低評価を入れてきます。
利用実態のない投稿はポリシー違反として報告できます。同一人物・同一時間帯からの連続投稿など、パターンが分かる情報を整理して報告してください。悪質かつ継続的な場合は法的手段の検討対象になります。
口コミを非表示にすることはできますか?
店舗側で個別に非表示にする機能はありません。削除はGoogleの審査を経て行われます。
返信を後から編集できますか?
できます。感情的な返信をしてしまった場合は、速やかに書き直してください。一度公開された内容がスクリーンショットで残る可能性は考慮してください。