MEO対策の出発点は、Googleビジネスプロフィールの管理権限を自分の手元に持つことです。オーナー確認には最大で2〜3週間かかるため、他の作業より先に着手してください。ここでは新規登録・既存プロフィールの権限取得・よくあるエラーの3パターンを解説します。
登録前に用意するもの
- Googleアカウント(店舗の代表メールアドレスを推奨。個人アカウントで作ると引き継ぎで揉めます)
- 店舗の正式名称(看板・登記と一致するもの)
- 所在地(建物名・部屋番号まで)
- 店舗の固定電話番号
- 営業時間(祝日の扱いも決めておく)
- ウェブサイトURL(なければ後からで可)
パターン1:まだ登録されていない場合
- Googleビジネスプロフィールにアクセスし、ビジネス名を入力
同名の候補が出た場合は、既に誰かが登録している可能性があります。心当たりがなければパターン2へ進んでください。
- カテゴリを選ぶ
ここで選ぶメインカテゴリが、後の順位に最も強く影響します。競合上位店がどのカテゴリを使っているかを先に確認してから決めてください。
- 住所を入力し、地図上のピンを調整
建物の入口にピンを合わせます。ずれていると経路案内が別の場所を指し、来店機会を失います。
- サービス提供地域を設定(訪問型の場合)
店舗を持たない出張サービスは、住所を非表示にして提供地域のみを設定できます。
- 電話番号・ウェブサイトを入力
電話番号は必ず店舗のもの。転送番号や広告用の計測番号は避けてください。
- オーナー確認へ進む
次章の方法から選択します。
オーナー確認(本人確認)の方法
選べる方法は業種・所在地・登録状況によって変わります。すべての方法が常に提示されるわけではありません。
| 方法 | 所要期間 | 備考 |
|---|---|---|
| ハガキ | 2週間前後 | 最も一般的。登録住所に確認コードが届く。転送不可 |
| 電話 | 即日 | 自動音声でコードが読み上げられる。表示されないことも多い |
| メール | 即日 | ドメインメールがある場合に提示されることがある |
| 動画 | 数日〜2週間 | 店舗の外観・看板・内部・営業実態を撮影して送信。審査待ちが発生する |
パターン2:すでに地図に出ている場合
自分で登録した覚えがなくても、Googleがユーザー投稿や外部データから自動生成していることがあります。この場合は「このビジネスのオーナーですか?」から権限をリクエストします。
- Googleマップで自店舗を検索し、「このビジネスのオーナーですか?」をクリック
- 既に別の管理者がいる場合は、アクセス権のリクエストが送られます(相手に通知が届く)
- 3〜7日以内に返答がなければ、Googleの審査を経て権限が移る場合があります
- 元の管理者が制作会社や前任者であれば、直接連絡して譲渡してもらうのが最短です
重複した店舗情報がある場合
同じ店舗のプロフィールが複数存在すると、評価が分散し、順位も口コミも分かれてしまいます。見つけたら統合または削除を申請してください。移転前の住所が残っているケースが最も多いパターンです。
権限を取得したら最初にやること
- オーナー権限が自社アカウントにあることを確認し、外注先は「管理者」として追加する
- ビジネス名・住所・電話番号を看板およびウェブサイトと完全に一致させる
- メインカテゴリを見直す(自動生成されたプロフィールは的外れなカテゴリが入っていることがあります)
- 営業時間・特別営業時間を設定する
- 写真を最低5枚アップロードする
続きはプロフィール最適化チェックリスト30項目で1項目ずつ潰していきます。
よくある質問
自宅兼事務所でも登録できますか?
できます。住所を非公開にして「サービス提供地域」のみを表示する設定が可能です。ただし住所非公開の場合、地図上のピン表示がなくなるため、来店型の店舗には不向きです。
バーチャルオフィスの住所で登録できますか?
ポリシー違反です。実際にスタッフが常駐し、営業時間内に顧客対応ができる住所である必要があります。違反が判明するとプロフィールが停止されます。
オーナー確認が「保留中」のまま進みません。
審査が長引くケースがあります。1週間以上動かない場合はGoogleビジネスプロフィールのサポートに問い合わせてください。その間もプロフィールの編集自体は可能ですが、公開には反映されません。