MEOの基本手順は共通ですが、優先順位は業種で変わります。写真が効く業種、口コミの重みが大きい業種、キーワードの粒度を細かくすべき業種。代表的な5業種について整理します。
飲食店
- キーワード:「ジャンル+駅名」が基本。「焼肉 高円寺」「ランチ 新橋」。シーン語(デート、個室、飲み放題)との組み合わせも有効
- 最優先:写真。料理写真の質がクリック率を大きく左右します
- 口コミ:件数が多い業種のため、上位店との差が付きやすい。会計時の依頼を仕組み化する
- 投稿:季節メニュー、予約状況、貸切対応。更新頻度が来店判断に直結します
- 属性:個室、禁煙、キャッシュレス、テイクアウト、駐車場は必ず設定
クリニック・歯科・整体
- キーワード:診療科目・症状名で細かく分ける。「歯医者 品川」より「インプラント 品川」「親知らず 抜歯 品川」
- 最優先:カテゴリとサービスの精度。診療科目をサービスとして個別登録する
- 口コミ:慎重な運用が必要。治療内容に触れる返信は個人情報の観点から避ける
- 投稿:診療時間の変更、休診日、予防・セルフケアの情報
- 属性:予約制、キッズスペース、バリアフリー、駐車場、女性医師在籍
医療分野の表現に注意医療広告ガイドラインにより、体験談や誇大な表現、ビフォーアフター写真の掲載には制限があります。投稿・説明文の表現は院内で確認のうえ運用してください。
美容室・サロン
- キーワード:「美容室 〇〇」に加え、メニュー特化(縮毛矯正、ヘッドスパ、白髪染め)+地域名
- 最優先:写真(施術例)と口コミ。指名につながる要素が両方ここに集まります
- 口コミ:担当スタッフ名が出る口コミは強い。返信でスタッフ名に触れる
- 投稿:スタイル写真、空き枠情報、新メニュー
- 属性:駐車場、キッズ同伴可、電子マネー・QR決済対応、women-owned などの該当項目
士業(税理士・行政書士・司法書士)
- キーワード:業務名+地域名。「相続 税理士 〇〇」「会社設立 〇〇」。単価の高い業務を優先
- 最優先:説明文とサービス登録。写真より情報の具体性が効きます
- 口コミ:件数は少なくても問題ありません。1件の内容の濃さが重視されます
- 投稿:制度変更、申告期限、よくある相談への回答
- 属性:オンライン相談可、土日対応、初回相談無料
工務店・リフォーム・修理
- キーワード:工事名+市区町村名。「外壁塗装 〇〇市」「屋根修理 〇〇市」。訪問型のため商圏は広め
- 最優先:サービス提供地域の設定と、施工事例の写真
- 口コミ:引き渡し時が依頼の最適タイミング。完了報告書に導線を入れる
- 投稿:施工事例(ビフォーアフター)、対応エリア、緊急対応の可否
- 属性:見積もり無料、緊急対応、オンライン見積もり
訪問型は「住所非公開」も選べる事務所に来客がない業態では、住所を非公開にしてサービス提供地域のみを表示できます。ただし地図上のピン表示がなくなるため、来店型との併用業態では慎重に判断してください。
複数店舗を運営している場合
- 店舗ごとにプロフィールを作成する(1つのプロフィールで複数エリアは狙えません)
- 店舗ごとに別のキーワードを設定する。同じキーワードで自社店舗同士が競合します
- ビジネス名は「ブランド名 〇〇店」で統一する
- 各店舗の写真は使い回さず、実際の店舗のものを掲載する
よくある質問
業種が上のどれにも当てはまりません。
共通する原則は同じです。①来店・訪問が発生するか、②単価の高いメニューは何か、③商圏の広さはどのくらいか——この3点を整理すれば、キーワードと優先施策は決まります。
フランチャイズ店舗でも対策できますか?
可能ですが、本部がプロフィールを一括管理している場合は、店舗単位での編集権限があるかを確認してください。ビジネス名の表記ルールも本部の規定に従う必要があります。